ホライズン日本人教会

Horizon Japanese Church

超自然への入り口① アドベント第一週
2020-12-08
神の宮で奉仕中に天使から大切な...

神の宮で奉仕中に天使から大切な知らせを受けるザカリヤ

2020年 11月29日日曜日バイリンガル礼拝メッセージ



今日からアドベントです。クリスマスを思う時に、クリスマスとは奇跡に満ちているなぁ。ということです。私たちは、神の奇跡なしには生きて行けません。私の生まれたことも奇跡です。奇跡とは、神の手にかかってのみ起こることであり、超自然であります。超自然とは、人手によらず、人の知恵や科学などどんな学問によっても解明することが出来ないできごとであります。
アドベントで、この奇跡、超自然通ずる道について見て行きたいと思います。
今日は、ゼカリヤとエリザベツの話しです。

ルカLuke 1:5-17
ユダヤの王ヘロデの時に、アビヤの組の者でザカリヤという祭司がいた。彼の妻はアロンの子孫で、名をエリサベツといった。6 ふたりとも、神の御前に正しく、主のすべての戒めと定めを落度なく踏み行っていた。7 エリサベツは不妊の女だったので、彼らには子がなく、ふたりとももう年をとっていた。8 さて、ザカリヤは、自分の組が当番で、神の御前に祭司の務めをしていたが、9 祭司職の習慣によって、くじを引いたところ、主の神殿に入って香をたくことになった。10 彼が香をたく間、大ぜいの民はみな、外で祈っていた。11 ところが、主の使いが彼に現れて、香壇の右に立った。12 これを見たザカリヤは不安を覚え、恐怖に襲われた。13 御使いは彼に言った。「こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネとつけなさい。14 その子はあなたにとって喜びとなり楽しみとなり、多くの人もその誕生を喜びます。15 彼は主の御前にすぐれた者となるからです。彼は、ぶどう酒も強い酒も飲まず、まだ母の胎内にあるときから聖霊にみたされ、16 そしてイスラエルの多くの子らを、彼らの神である主に立ち返らせます。17 彼こそ、エリヤの霊と力で主の前ぶれをし、父たちの心を子どもたちに向けさせ、逆らう者を義人の心に立ち戻らせ、こうして、整えられた民を主のために用意するのです。」

★祭司について Being a Priest
 ザカリヤは祭司でした。祭司とは、神様と人との間にあって、とりなし手としての職務が与えられていました。その職務は大きく二つあり、一つは、民を代表して、神様にいけにえをささげるということ。もう一つは、民に、神の契約や律法を教えるということです。
 ザカリヤの妻は、エリサベツとあります。彼女は、「アロンの子孫で」とありますように、祭司の家系でありました。すなわち、二人とも神に仕えるように生まれついたカップルということが出来ると思います。

★自分の意志で By their choice
私達は自分で生まれてくる家族は選べませんが、生き方は自分で選びます。この二人は、敬虔に生きることを選んだのでした。
 二人は、「ふたりとも、神の御前に正しく、主のすべての戒めと定めを落度なく踏み行なっていた。」Both of them were righteous in the sight of God, observing all the Lord’s commands and decrees blamelessly.(6節)とありますように、神様の前に、どうあるべきかを意識して、正しく生きていた夫婦でした。

★超自然の始まりは試練から Supernatural started with a difficulty
 ところが、そんな二人ではありましたが、子どもがいなかったのです。妻のエリザベツは不妊の女であり、しかも、二人はもう年をとっていたと言うのです。
 子どもがいないということは、現代においても辛い現実だと思います。子がいないということは、当時「恥」だったのです。さらに、祭司職は世襲制でありました ので、子がいないということは、家業が断絶するということを意味しました。また、ラビたちは神から放逐される例を七つ挙げ、その第一が、妻のないもの、または子どものいないものとされた。

 このように、彼らの置かれている現実は、まことに厳しいものでした。しかし、彼らは、愚痴や不平や不満を言うことなく、自分の置かれている境遇を嘆くこ となく、ただひたすら、神様の御前に正しく生きる事を求めました。また、求めるだけでなく、主のすべての戒めと定めを落度なく踏み行なっていました。6節 には、「ふたりとも」とあるように、ザカリヤだけではなく、エリサベツだけでもなく、「ふたりとも」であります。

★敬虔さと忍耐が超自然の入り口に Piety and Perseverance was the access to the supernatural
 このように、何の希望の見えない現実が続いていました。しかし、神様の側ではすばらしい計画が備えられていたのです。彼は、ラビとしての家系が途絶え、ラビ職を失っても仕方がない境遇でした。子供がいないのですから。しかし、神は、そんなカップルを選びました。

それは、聖書にわざわざ書かれているように。彼らが長年の間、試練にも関わらず、敬虔な生き方をしていたからでした。今あなたはどのような状況にいますか。こんなはずではなかったーという思いをしていますか。自分の理想とかけ離れたところにいますか、予期しない試練にいますか。それでもなお、神を信じ、敬虔に、忠実に生きることを選びますか。

〇聖書には長い間忠実に神と歩む人が出てくる。Many pious people in Bible
アンナも、夫を亡くして60年間ずっと忠実に宮で祈り、仕えていた。そんなアンナは赤ちゃんイエス様に出会うことが出来た。ヨブも何もかも失い、病で身体がぼろぼろとなり、長い間苦しんだが、信仰を捨てることはせず、最後には二倍に祝福された。

★超自然① Supernatural 1
そんなザカリヤがある日、くじによって大切な役目に抜擢されます。くじは、人が選んだのではなく、神によってえらばれるということの象徴です。
その日が、突然来たのです。祭司は二万人いましたから、一生涯なんの奉仕にも当たらずに死んでいく祭司もありました。祭司がみな当たるとは限らないこの役目にあたったのです。その突然がいつ来るのか私たちは分かりません。

神殿でささげる祭司の務めには、4つ、全焼 のいけにえをささげるという役、穀物のささげものをささげる役、至聖所の火を守る役、そして最後が、香をささげる役でありました。この4つの務めの中で も、香をたく務めは、最も栄誉ある務めとされており、一度香をささげた者は、二度と同じ務めを果たすことができないとされていました。

★超自然② Supernatural 2
 彼に対する神様の奇跡は、それだけではありませんでした。それは、妻エリサベツが男の子を産むということです。13節以降には、御使いによって語られ た、約束の言葉が記されています。「こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネ とつけなさい。その子はあなたにとって喜びとなり楽しみとなり、多くの人もその誕生を喜びます。」But the angel said to him: “Do not be afraid, Zechariah; your prayer has been heard. Your wife Elizabeth will bear you a son, and you are to call him John. 14 He will be a joy and delight to you, and many will rejoice because of his birth,
とあります。このヨハネこそ、バプテスマのヨハネ。主イ エス・キリストの道備えをする人物です。

★超自然③ Supernatural 3
不思議なことが起きました。口が利けなくなのました。1:18-20ザカリヤは、信じられないと口にします。信じれないから口を利けなくすると言われました。
ルカLuke 1:18-20
18 そこで、ザカリヤは御使いに言った。「私は何によってそれを知ることができましょうか。私ももう年寄りですし、妻も年をとっております。」19 御使いは答えて言った。「私は神の御前に立つガブリエルです。あなたに話をし、この喜びのおとずれを伝えるように遣わされているのです。20 ですから、見なさい。これらのことが起こる日までは、あなたは、ものが言えず、話せなくなります。私のことばを信じなかったからです。私のことばは、その時が来れば実現します。」

ザカリヤは、神によって口がきけなくなり、これが、自分と妻との間の証しになるだけではなく、彼を知るすべての人への証しとなりました。彼は、もともと、長く神を信頼し、忠実に神に仕えてきたからこそ、その口がきけなくなるという最後のしるし、テストにも耐えることが出来ました。
彼は、子供ができないと悩んでいた時も忠実に、子供の約束があり、妻のお腹が大きくなるのを見ながらも、口がきけないと言う状態でも忠実にあることが出来ました。

★神は生きておられ、あなたを顧みられる God is alive and will reward you
みなさん、くじにあたり、誰もができないような祭司の働きをすることはとてもセンセーショナルに見えるかも知れません。しかし、特別だから選ばれたのではありません。特別だったとしたら、彼らは忠実にどんな時も神に信頼して、こつこつ毎日忠実に神に仕えていたことでした。

今日、もう一度このアドベントに神を待ち望みましょう。
神の前に忠実に。あなたの願いや思いがどこにあるにしろ、どんなに長い間待ってるかに関わらず、神の前に出ましょう。そして、神に従い続ける決心をしましょう。それが、超自然への道を開くのです。


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